|
『THE FRUSTRATED』(ザ・フラストレイテッド)は日本のロックバンド、GLAYのメジャー8作目のオリジナル・アルバムであり、本作の収録曲の1つである。2004年3月17日に東芝EMI/アンリミテッド・レコードよりリリースされた。 == 解説 == 前作『UNITY ROOTS & FAMILY,AWAY』から約1年半ぶりに発売された。 テビュー10周年を記念し、その10年間の集大成として制作され〔『別冊カドカワ 総力特集GLAY』「オリジナルアルバムから見る『GLAYの軌跡と奇跡』(THE FRUSTRATED)」(P169)より〕、全体的にライブ感のある作風になっている〔 ※「2004年3月24日 8th ALBUM『THE FRUSTRATED』リリース」の項を参照〕。制作段階からエッジの利いたサウンドや気持ちのいい8ビートを目指しており〔、「サウンド的にもキーボードとかあまり入れないようにし、その分アンサンブル、鳴らした音に対して同じコードでいくのか、そうじゃないハーモニー的なコードでギターのアプローチを付けてもらうか。そういう音を重ねていくことを重要視していた」とJIROが述べており〔、また、「一番やりかったことは、曲に対しての他の愛情を今まで以上に注ぎ込みたかった」と語っている〔。 また、「BLAST」のホーンでは東京スカパラダイスオーケストラ(NARGO、GAMO、北原雅彦、茂木欣一)が、「時の雫」のストリングスでは溝口肇が、「南東風」のコーラスではくず(宮迫博之、山口智充)とYUKIが参加している。 本作のリリース前に、前年の『GLAY HIGHCOMMUNICATIONS 2003』では、「HIGHCOMMUNICATIONS」「ALL I WANT」「Runaway Runaway」の3曲を、2004年2月から3月にかけて開催された『GLAY CONCERT TOUR 2004 X-RATED』では、本作の全楽曲を先行で披露していた。この『GLAY CONCERT TOUR 2004 X-RATED』の模様は、本作リリース直後に発売されたシングル「天使のわけまえ/ピーク果てしなく ソウル限りなく」にて、本作の全楽曲のライブ音源がCD化されている。 初回限定盤には特典としてレコーディング風景などを収めたドキュメンタリーDVDが付属している(2004年6月にこのDVDの完全版である『The Complete of THE FRUSTRATED-RECORDING DOCUMENTARY&LIVE-』が発売されている)。 オリコンの週間アルバムランキングではオムニバスアルバム『"BLUE" A TRIBUTE TO YUTAKA OZAKI』に阻まれ、初登場2位となった。この結果、1996年発売の2ndアルバム『BEAT out!』より継続していた連続首位記録が6作で途切れた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「THE FRUSTRATED」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|